グルメな「塩」

グルメな「塩」　〜沖縄と北海道の海水塩

沖縄と北海道、南と北の海のめぐみ豊かな土地の「塩」をご紹介しましょう。土産としても大人気です。

沖縄で大人気土産『石垣の塩』

　沖縄の石垣島では、約300年前の江戸時代享保年間に塩作りがはじまったそうです。島の名蔵湾沖の珊瑚礁の海を組み上げ、低温乾燥で作られる「石垣の塩」は、何も加えず、100％海水のみを3日間掛けて低温乾燥によって煮詰めた海塩で、優しく、まろやかな味が特徴となっています。どんな料理にも使用していただきたいですが、違いをダイレクトに感じたいなら、ペペロンチーノなどのシンプルな料理で試してみるのも良いでしょう。
　ちなみに、「カルビーポテトチップスうすしお味」や「ヤマキ塩ちゃんこ鍋つゆ」にはこの石垣の塩を使用している点も要チェック。さらには沖縄銘菓の宮城菓子店では、「石垣の塩ちんすこう」が販売しており、こちらも大人気です。

北海道の隠れた人気『オホーツクの海水塩100％ おにぎりの塩』

　北のオホーツク海に面し、その海水が流れ込むサロマ湖は、豊かな海の幸に溢れた海水湖です。その天恵海水100％を使用した塩が「オホーツクの塩」。ウニやホタテ・カキ・甘エビなどが棲息する海水は甘みが感じられ、それを煮詰めて純度の高い海水塩に仕上げた、にごりの少ない「オホーツクの塩」は、味わい深い塩です。
　中でもおすすめなのが、その塩に、絶妙に昆布焼塩とホタテ焼塩をブレンドしたのが「おにぎりの塩」です。おにぎりは塩が命。その米の旨みを存分に出す塩が「おにぎりの塩」なのです。おにぎりの他にも、炒飯やお吸い物に、また、てんぷら、ゆで卵などにかけて食べてみてください。