風味プラスの「塩」

風味プラスの「塩」　〜わさびと抹茶の合わせ塩

天ぷらに「抹茶塩」。定番にして、たまらない組み合わせです。また、ローストビーフに「わさび塩」も一度試したらやみつきに。食卓に添えるだけで、見違えるほど料理がグレードアップする「あわせ塩」をおすすめしましょう。

本物の味『わさびのおいしい塩』

　わさび塩はさまざまなメーカーから販売されていますが、特におすすめしたいのが、田丸屋本店の「わさびのおいしい塩」。明治8年創業、静岡のわさび漬け老舗のわさびは、清流で栽培された無農薬・無肥料で、山の養分だけで育ったものです。その本わさびを粉末にし、さらに国産の塩と日高産昆布の粉末をブレンドしたのが、「わさびのおいしい塩」なのです。その名の通り、わさびの辛さと風味が、さまざまな素材の味を生かしてくれます。
　もっともベーシックな使い方は、天ぷらやお茶漬けでしょう。その他、刺身や蒲鉾、ビースステーキに付けながら食べるのもぜひ試していただきたいところ。また、枝豆に塩を振る代わりにわさび塩を振ってみたり、キャベツの浅漬けに使ってみたりと、ピリ辛風味が簡単で最適な酒の肴になります。

手頃な『S&B抹茶塩』

　抹茶と塩のブレンドというシンプルな調味料である「抹茶塩」は、料理人はもちろん、ご家庭でも作られる方もたくさんいるでしょう。しかし、製茶メーカーや料理店などで自家製の抹茶塩を販売しており、いろいろと選ぶことができるようになっています。その中で、ここでは手頃で優れものの「S&B抹茶塩」をご紹介しましょう。抹茶は風味と鮮やかな色味の維持が重要ですので、しっかりキャップの閉まるボトルタイプが魅力的です。もちろん、抹茶と塩のみで余計なものを混ぜないバランスよいブレンドは、何にでも良く合います。
　中でも、天ぷらに抹茶塩の組み合わせは、まさに王道。抹茶塩だと、風味が良く、少量でもOKのため、塩分控えめになるという、うれしい効果も。他にも、ヱスビーHPでは「抹茶塩」を使用したレシピが公開されていますし、レシピサイトのCOOKPADでもレシピが多数投稿されていますので、そちらもぜひ参照してみてください。