テーブルの友「ソース」

テーブルの友「ソース」　〜ウスターと中濃ソース

「ウスターソース」と「中濃ソース」。大概の家庭には、どちらか1本が常備されているでしょう。目玉焼きにソースをかけるか、とかカレーには？などと話題になったりもしますが、とにかく家庭によっても使い方はさまざまなようです。

イギリスのシェア97％の『リーペリン ウスターソース』

　イギリス・ウスター市で生まれた、まさに本物・リーペリン社のウスターソースです。英国王室御用達であり、国内シェア97％、世界100ヶ国以上で愛され続けています。
　伝統の味は、秘伝のスパイスがブレンドされ、日本のものと比べると、辛いのが特徴的です。そのままかけて使うというより、調理用として、下味付けや隠し味に使うのに適していますので、初めての方は注意が必要でしょう。素材の旨みを引き出し、料理のコクを出してくれますので、特に肉料理との相性が抜群です。まずはハンバーグの下味に使ってみてください。

スープのように飲める『清見ソース』

　飛騨高山の地元で知られる「清見ソース」は、トマトをベースとして野菜をふんだんに使い、その素材感が感じられる甘口で濃厚な中濃ソース。まろやかな優しい味は、野菜スープのように飲める感覚です。
　いわゆる中濃ソースとして、お好みのものにかけて使えますが、なんといってもコロッケや串カツなどの揚げ物でまずは試していただきたい。その他に、焼きそばやお好み焼き、もちろんハンバーグにも。デミグラスソースのベースとしても使えます。