飲んでも美味しい「料理酒」


飲んでも美味しい「料理酒」 〜蔵元の本格料理酒

調味料としての日本酒は、飲みやすく、高価な清酒を選べば良いということではありません。料理にコクや旨みを与え、風味がよくなり、味の浸透が良くなったり、素材を柔らかくしたり、さらには魚や肉の臭味を消すものを選ぶのが必要です。そこで、調味料として、特別に作られた「酒」をご紹介しましょう。

蔵元伝承の製法で作られる『花美蔵 純米料理酒』

蔵元伝承の製法で作られる『花美蔵 純米料理酒』

 江戸後期創業の岐阜の蔵元が作った「花美蔵 純米料理酒」。岐阜産の米「ひだこまれ」と米麹をつかって、長期発酵させ、旨みがあります。また、いわゆる料理酒には食塩を加えて酒税法的に酒類にしないようにしていますが、こちらは、日本酒の扱いとなっています。もちろん、そのまま飲むこともできます。
 料理では、ぜひ魚や肉など、塩を振る前に一振りすると、臭味が取れて良く焼くことができるでしょう。特に、鯖の味噌煮などは、臭味が出やすい料理ですので、ぜひ、この料理酒を試してみてください。

★「花美蔵 純米料理酒」information★

白扇酒造株式会社
岐阜県加茂郡八百津町伊岐津志208-3
【お取り寄せについて】
メーカーHPの通販サイトがあります。

魯山人に捧ぐと名づけられた『料理酒 特選 蔵の素』

魯山人に捧ぐと名づけられた『料理酒 特選 蔵の素』

 本物の料理酒として高い評価を得ている、大木代吉本店の「料理酒 特選 蔵の素」。幕末の慶応元年創業で、様々な受賞歴を持つ有名な蔵元です。この料理酒も多くのファンがおり、一流料亭や割烹でも愛用者が多数。料理酒を選ぶことを世の中に知らしめた“さきがげ”的な存在です。
 有機栽培米を使って作られた日本酒醸造であり、とろりとした琥珀がかった色ですが、味醂のような甘みもなく、いろいろな料理に使うことができます。余計な化学調味料を用いておらず、煮物・焼きものの風味を引き出す、自然の旨みがあり、野菜の鮮度や揚げ物の酸化も防ぐという、万能調味料です。しかも、お燗で飲んでも美味しいというおまけ付き。

★「料理酒 特選 蔵の素」information★

大木代吉本店
福島県西白川郡矢吹町本町9
【お取り寄せについて】
インターネットの楽天市場やamazonなど、販売ページが複数あります。