和洋の「からし」

和洋の「からし」　〜定番マスタードと和からし

和からしと洋からし（マスタード）は、同じくカラシナの種子から作られる黄色い香辛料でありながら、味はかなり違います。和からしは鼻につんとくる辛さがありますが、通常、洋からしはそこまでの辛さはなく、まろやかな印象です。ここでは和洋のからしのおすすめをピックアップしました。

変わらない味『千代田からし』

　千代田がからし粉を発売して約100年近く。変わらぬ味で、こだわりの和からし「千代田からし」を提供し続けています。最近ではチューブ状のからしを愛用する人が多いかもしれませんが、やはり粉末を練って使うと辛味の風味も違います。おでんやからし和え、とんかつなど、和からしが十分に楽しめるメニューで違いを楽しんでみましょう。またチヨダHPでも、レシピが公開されていますので、そちらもぜひ参照してみてください。

フランスを代表する『マイユ ディジョンマスタード』

　ブルゴーニュ地方のディジョンにあるマイユ社は、260年の歴史を誇るフランスを代表するマスタード・ビネガーブランドです。18世紀後半にはヨーロッパ各国の王室御用達に選ばれ、現在も一流シェフや美食家たちに愛用され続けています。
　伝統的製法で作られるマスタードは、上品で口当たりの滑らかな味わいであると同時に、明るく美しい色も特徴です。例えば、ポトフやステーキなどに添えられると、見た目の美しさも演出してくれます。意外にも醤油との相性がよく、ドレッシングやソースなどを作れば、肉や魚料理に新しい和食の味が楽しめるでしょう。他にも、S&Bの「マイユ」ページでも、さまざまなレシピが公開されていますので、そちらもぜひ参照してみてください。