香辛料(スパイス)とは、香りや辛味を付ける調味料のこと。主に花や根、種子、木の皮、果実などを乾燥させたものです。…と、ざっくりと言葉にすると、このような説明になりますが、とにかく種類が多いのがスパイスです。例えば、カレーを作るとき、便利なルーや粉末があって、それを使えば良いですが、自分で作ろうと思うと、ズラリと並べられたスパイスの数にクラクラしてしまう方がほとんどではないでしょうか。スパイスセットなどを勢いで買っても、なかなか使いこなせません。そこで、ここでは、スパイスの基本のきを説明してみますが、実際に紹介する商品としては、誰でも使うことに迷わない、胡椒や七味、タバスコ、辛子など、日本人に馴染みのあるものにしぼります。
香辛料を簡単に分類してみましょう。まず、主な目的が薫りづけのもの(香味)。代表的なのがミントやセージ、タイムなどでしょう。次に辛味が目的のもの。わさびやからし、胡椒、唐辛子などがあげられます。3番目は、色味・苦味。カレーには欠かせないウコンの他、パエリアに使うサフラン、色鮮やかなパプリカなどです。そして最後に、臭味を消すためのもの。肉料理に香り付けするローズマリーやニンニク、セージなどです。
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