醤油ベースの「出汁」

醤油ベースの「出汁」　〜出汁醤油とめんつゆ

醤油と出汁は最強の組み合わせ。作り置きしておくと便利ですし、もちろん、自分では作れない本格の出汁を利用するのもおすすめ。2種類の出汁をご紹介しましょう。

好みの醤油を入れてつくる『出汁が良くでる宗田節』

　宗田鰹を使って作られた鰹節「宗田節」の名産地・土佐清水市の新しい人気土産。平成23年度高知県地場産業奨励賞を受賞した「出汁の良くでる宗田節」は、宗田節の入った瓶に、好きな醤油を注ぎ、2週間ほど寝かしておくだけで、香りが醤油にうつり、出汁醤油となります。好きな醤油で良いので、濃口・薄口の他、減塩醤油でもOK。継ぎ足しを続ければ、約1年間は出汁がでるというから、地元ではあっという間に大ヒットとなりました。
　食卓において（保存は冷蔵庫）、卵かけご飯や冷や奴、卵焼きなど、好きにかけて使っても良いですし、炊き込みご飯や煮物、鍋、めんつゆにと、いろいろな料理に活用できます。

甲府の地元の味『テンヨのだしつゆ ビミサン』

　明治創業、甲府の醤油醸造がこだわって作ったテンヨ特選しょうゆをベースに、鰹節などの出汁をとって仕上げた「テンヨのだしつゆ ビミサン」。50年以上のロングセラー商品として、甲府地方の味です。
　一般的な「つゆ」に比べて、濃縮五倍の濃いつゆで、甘みが抑えてありますので、醤油代わりに気軽に使うことができます。さらに、料理に関しては、テンヨ武田HPでは「ビミサン」を使用したレシピが公開されていますし、レシピサイトのCOOKPADでもページを開設していますので、そちらもぜひ参照してみてください。